ふるさと納税の用語集 | 控除(寄付金控除)とは
控除(寄付金控除)(こうじょ(きふきんこうじょ))とは
納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄付金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。これを寄付金控除といいます。
所得控除を受けることで、その年の所得税額が軽減されます。
給与所得者であるサラリーマンの場合、所得控除のうち扶養控除や保険料控除等といった控除については、年末調整で控除の手続が完了しています。
一方で、所得控除のうち医療費控除、ふるさと納税にも関係する寄付金控除などは、原則として自分で申告しないと控除を受けることができません。そのため、所得控除を受けるために確定申告を行います。ただし、別項で解説する2015年4月からの「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の新設により、給与所得者であるサラリーマンなどの方は、一定条件を満たし、「ワンストップ特例制度」を利用する場合、ふるさと納税を行った分の確定申告をせず、寄付金控除相当額について住民税から税額控除を受けることができます。
※2016年10月時点の情報です。